学会って何してるの?

皆さんこんにちは!😊

最近は雨ばかりが続いていますね…。傘を持ち歩く機会が増えましたが、忘れっぽい筆者の石田はすでに何本か傘をなくしております😂
しかし、もうすぐ梅雨が明けて夏がやってきます!もう少しの辛抱なのでガンバってまいりましょう!

さて、本日のトピックは「学会って何しているの?」です!

学会というと、とっても頭のいい先生たちが議論を繰り広げていそうなイメージですよね!もちろんそういったものもあるとは思いますが、学生の研究成果を発表できる学会も数多くあります!

ずっと研究し続けていては何のためにやっているのかということもあいまいになってきかねません。ですから、モチベーションを保つため、そしてある程度の目標にするために定期的に学会に参加しているのです!👌

  • 学会に向けて…
  • 国内学会
  • 国際学会
  • オンライン学会
  • まとめ

学会に向けて…

この辺りは手続き的な話にはなりますが、学会にも準備が必要です!学会は基本的に分野ごとに開催されているので、自分の研究成果がどの学会で評価されやすいのかを考えて申し込みます!

そして、多くの場合、発表の原稿とパワーポイントを用意します!下の図のような形ですね!

さて、準備ができたところでいよいよ発表です!学会には大きく分けて二つあります!「国内学会」と「国際学会」ですね!これは国内で行われる学会と海外で行われる学会、という意味ではなく、参加者を募集する範囲を表しています!

ですから国内学会であれば基本的には日本の大学や研究機関、企業が参加し、国際学会であれば国を問わず様々な組織の方々が参加するわけです!
なので、日本国内で開催される国際学会もちゃんとあるんですよ~!

それぞれについてみていきましょう!


国内学会

国内の学会であっても様々な場所で開催されています!地元名古屋の大学から北海道、沖縄、四国、東北、…などなど!全国津々浦々でございます!

移動は新幹線や飛行機などを使って向かうことが多いですね!もちろん遠方であれば宿泊することになるので、ちょっとした出張気分を味わうことができます!

しかし、遊びに来たわけではないので発表はしっかり行いますよ~
発表の種類にはプレゼン方式で行われる「口頭発表」とポスターを見ながら参加者とともに議論する形式の「ポスター発表」の2種類があります!基本的にはどちらか一方ですが、中には両方ともを経験できる学会もありますよ!


【左:口頭発表     右:ポスター発表】

学会には基本的に大学の教授や企業の方が多く参加されています!そして、少なくとも私の経験からすれば皆さんとっても優しいので、どうしたら私たちの研究がもっと良くなるのかを考えて指摘や提案をしてくれます!ですから、発表自体はとっても緊張しますが、得られるものも多いです!

そして、ほとんどの学会では発表後に懇親会が催されます!ほかの大学の生徒や先生と交流を深めることができますね!人見知りの私でもちゃんと楽しむことができますよ~!

そして、もし学会の開催時間以外に時間があれば出張のついでに観光をすることもできます!(笑)
(正直言うとこれがかなり目的なんですけどね…😇)


【左:宮古島の海  右:広島焼】


国際学会

続いては国際学会です!私自身国際学会に参加したことはあるのですが、何せ国外が怖いしパスポートも持っていないので名工大で開催された国際学会に参加しました…。

ですから、今回はアメリカのロサンゼルスで開催された国際学会に参加された塩満くんに話を聞いてみましょう。

石田「塩満くん、たびたび出演を依頼してしまってすみません。2回目の出演になりますが、本日もよろしくお願いします。」

塩満くん「よろしくお願いします。」

石田「アメリカで開催される学会となるとやっぱり英語での発表、質疑が当たり前になってきますよね?そのあたりはどうでした?」

塩満くん「そうですね。発表自体は意外と何とかなるんですよ。発表の練習はしているし、質問は確かに難しいですがそれなりに単語力があれば…。ただ、バスに乗るときとか普通の生活が大変ですね笑。ハンバーガーショップに行ったときに店員さんに「えすぇぬぇす?」って聞かれたんですよ。またその店員さんがとっても素敵な女子大生って感じの人だったのでSNSの交換か?とか思ったんですが「anything else?(ほかに何かご注文は?)」と言っていただけでした笑。リスニングが難しいですね…。」

石田「なるほど笑。それはぜひインスタグラムのアカウント交換くらいかましたかったですね笑。ところで、国際学会でも懇親会はあるものなんですか?」

塩満くん「ありますよ。バンケットっていうんですけど、日本の飲み会とは違って立食パーティみたいな感じでおしゃれです。そこで日本人の方がたまたまいたので仲良くなりましたよ。」

石田「それはいいですね!異国で知り合った日本人同士ってなったらすごく仲良くなりそうですね!」

塩満くん「はい、そうですね。実際空き時間にその人たちと街に繰り出したんですよ。そしたらとっても陽気なスパイダーマンがいたんですよ。この写真の人です。」

塩満くん「でも写真撮り終わったら写真代としてしっかり20ドル要求してくるんですよ、このヒーロー笑。アメリカってやっぱ怖いなって思いましたね笑」

石田「それはもう詐欺ですね笑。皆さんも国際学会に限らず海外に行くときはお気を付けください笑。塩満くん、楽しいお話沢山ありがとうございました!また機会があればよろしくお願いします。」

塩満くん「いえいえ。」

というわけで、いろいろなお話を聞けました。ほかにもドイツ人の方に飲みに誘われたり、通行人が気軽に声をかけてきたりと、いろいろな経験をされたようです!国際学会に行くと少し成長できるのかもしれませんね!


オンライン学会

さて、昨今のコロナウイルスの影響で学会も対面での開催が難しいという問題がありましす。ですから、そのほとんどがオンラインでの開催になっております。先日開催された6月のオンラインRCS研究会にM1(大学院1年生)の奥村くんが参加しておりましたので、ぜひこちらにもお話を聞いてみましょう!

石田「というわけで奥村くん、お願いします。」

奥村くん「よろしくお願いします。」

石田「まず奥村くんは発表自体が初めてだったと思うんですが、それに対してはどう思いましたか?」

奥村くん「正直最初はビビってました笑。他大学の教授などに鋭い指摘をもらって、へこまされるんじゃないかって…笑。でも実際全然そんなことなくて、皆さん優しく自分の研究を進めるためのヒントなどを一緒に考えてくれてる感じでした。」

石田「なるほど!それに関しては僕もすごく同感です。対面での発表を体験していないから答えづらいところはあるとは思いますが、オンラインだからこそ難しかったというところはありますか?」

奥村くん「顔が見れないのは怖かったですね。質問などをいただく場面があるんですが、そのとき相手の顔を見れないし、自分が話しているときは他の人はミュートになるのでほんとに聞いているのか、とか回線落ちしていないか、とかそういうドキドキはありましたね笑。」

石田「確かにそれはそわそわしますね笑。緊張とかはしましたか?」

奥村くん「あまりしなかったですね。そこはオンラインのいいところだと思いますけど、面と向かって多くの人に対して話すわけではないので、上がりやすい人でも心配ないんじゃないかなって思います!」

石田「では最後にですけど、本来なら開催地が沖縄だったわけですけど、正直それを残念に思う部分はなかったですか?」

奥村くん「確かに全く残念じゃないわけではないですけど、授業があったり他の学会の準備があったりして結構忙しかったので助かった面が多いかもしれないですね。」

石田「なるほど。確かにこれまではオンラインの学会というのはあまりなかったと思いますけど、時間やコストの制約がなくなる分、有益なところもあるんですかね。新たな学会の形としてアリなのかもしれません…。奥村くん貴重な話をありがとうございました。研究頑張ってください!」

奥村くん「ありがとうございました!」

というわけでいろいろと話を聞きましたが、オンラインになっても学会の重要性と良さは変わっていないようですね!


まとめ

というわけで本日は学会について、その準備から発表の様子、懇親会まで見てきました!研究は基本的に大変なことが多いですが、その一区切りとして、そして目標として学会があるので頑張れる面があるかもしれませんね!

これからも学会に行っていろんな経験ができるよう頑張っていきたいと思います笑

それでは今日はこの辺で😉

学会って何してるの?」への2件のフィードバック

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