こんにちは!😁
HP担当の石田です!最近またもやコロナウイルスが猛威を振るってきていますね!また自粛生活が始まってしまいそうですが、なるべく研究室ブログは継続していきたいと思っていますよ~!
本日のトピックはタイトルにもある通り、大学の先生のお仕事でございます!
先生ごとにされているお仕事も大きく異なるかとは思いますが、今回は一例として我が研究室の岡本英二先生のお仕事を取材してきました!!😊
どういった業務をしているのかということから、先生自身に関することまで質問をしてまいりました!ちなみに、お忙しそうだったので文面によるアンケートにお答えをいただく形式をとっております!あしからずご了承ください…。
大変お忙しいにもかかわらず、私の質問にも丁寧に答えてくださいました!岡本先生,改めましてご協力本当にありがとうございました!
というわけで、今回はインタビューの様子・まとめという2部構成になっております!それではどうぞお楽しみください~!🙌
- インタビューの様子
- まとめ
インタビューの様子
それではまずは業務から伺っていきたいと思います。大学の教員のお仕事はたくさんありますが、私の思いつくところでは「講義」、「学生指導」、「学会運営」です。それぞれについて伺っていきましょう!
まずは講義です。まず、大学で様々な先生の講義を受けている学生でしたら気になるところではあるかと思いますが、
Q.授業の内容というのは先生の専門分野をやる形になるのでしょうか?それとも専門外のことを教えなければならないこともあるのでしょうか?
岡本先生「基本的には専門分野に近い科目を担当することが多いですが,専門外の場合もあります.」
なるほど、やはり専門外のこともあるんですね!以前、別の講義で数学系の先生が話されていたことですが、まったく専門分野でない確率・統計の講義をしなければならなくなってイチから勉強をしたと仰っていました!個人的にはそんな簡単に勉強できる内容でもない気がするので、やはり大学の先生は優秀な方なのだと思い知らされます…
さて、続いての質問ですが、講義をするとなると授業内容の準備から板書の整理など、やることはたくさんあるように思えます…。
Q.先生が講義に関して一番大変だと感じていることはどんなことですか??
岡本先生「15週もしくは8週を通して理解してもらえて,かつ時間内に収めるように内容と説明を準備することです.落ちこぼれ・浮きこぼれを起こさないことというのは永遠に難しいです.」
確かにそれはとても大変ですね…。仕事は期限を守るのが何よりも大事、、、と聞きますが、ある意味どんな仕事よりも授業が一番締め切りに関して難易度が高いのかもしれませんね…。
塾のアルバイトでア●パンマンの話や水■りボンドさん(YouTuber)の話ばかりして、一向に授業を進められなかった私には到底不可能に思えます…。
ここから「学生指導」について伺っていきます!
まず、
Q.研究室の学生を指導することもお仕事の一つかと思いますが、指導というのは具体的にどんなことをされていますか??
岡本先生「研究分野に関して基礎から学んでいただき,研究テーマを担当していただき新技術を作っていただいております.そのためゼミ,学会発表や論文作成の支援を行っております.後は就活活動のバックアップです.」
ありがとうございます。私自身もいつも先生から多大なる支援をいただいている一人でございます。学生陣を代表してお礼申し上げます!🙇♀️🙇♂️
学生の活動に関しては以前のブログ「研究室って何してるの?」にてお話しさせていただいた通りですが、とりわけゼミでの指導は私たち学生にとって非常に重要なものとなっております。1週間の進捗報告を先生に行うわけですが、誤った方針や疑わしい結果を先生に修正してもらっています。これがなければ僕ら学生はわけのわからんものを外部にて発表して恥をかいてしまうわけですね…笑
学会発表や論文作成の支援というのは校閲のことです。学生が作成した資料の甘い点をしっかりと修正してくれます!就職活動に対する配慮もしっかりといただいており、就活生のスケジュールは最優先に考えてくれています!
さて、これは先生のプライベートな部分ものぞける質問かと思いますが、
Q.学生指導をしていてうれしかった経験や楽しかったことはありますか?
岡本先生「大体何でもうれしいですが,楽しそうに研究していただいているときが一番うれしいかもしれません.若い方の発想は本当に素晴らしいです.」
いつも楽しそうに研究でなくYouTubeを見ていてすみません。(ちゃんとまじめにやっているときもあります。…いや基本まじめですよ。)
先生は我々世代の発想をほめてくださっていますが、先生こそ議論の際のアイデア力は本当にすごいです笑
こうしたらどうかな?これを使ってみたら面白いかも??…という感じでポンポンと出てくるので学生の僕らはついていくに必死だったりします笑
先生自身も企画段階のアイデア出しがお好きだとおっしゃっていましたし…
さて、続いては「学会運営」に関する質問です!
先回の投稿で「学会って何してるの?」という記事を挙げさせていただきましたが、先生は実はある学会の運営係を担当しています。今回はそのあたりも踏まえて伺っていきますよ~
まず、
Q.学会の運営というのはどんなことをしているのですか?
岡本先生「研究会運営,論文誌編集,学会そのものの運営のお手伝いをすることです.
私は電子情報通信学会で活動することが多いです.石田君,次回の無線通信システム研究会で発表していただけませんか?」
なるほど、外部委託等はなく岡本先生を含む運営係の方々がすべての業務を分担してこなしているようですね。電子情報通信学会は毎月開催される学会もあるので、毎回の準備は本当に大変でしょうね…。
というか、急な名指しのお誘いでびっくりです…笑
そうですね…!ぜひ参加したいとは思うのですが…、、その、、、結果がまだ出ていないもので…。。。いや!YouTube見すぎとかじゃないですよ!!決してマ★オカートの実況動画とか見てないですから!!
失礼しました。これ以上しゃべると学内のネットワークがYouTubeに接続できなくなりそうなのでこのあたりにしておきます。😨
さて、続いての質問です。
Q.学会運営はいろんな人の協力で成り立っていると思いますが、やっぱり普段からの他大学の教授や企業の方とのコミュニケーションが大事だったりするんですか?心掛けていることなどがあれば教えてください。(飲みにケーションなど…)
岡本先生「そうですね,特にコミュニケーションを意識しているわけではありませんが,
皆さんのボランティアで成り立っているので,他の方に迷惑をかけないようにすることが大事でしょうか.私はレスポンスを早くすることが割と深刻な課題です.皆様いつもすみません.」
なるほど、やはりいろいろな方とのチームワークで成り立っている仕事というのは一人一人がレスポンスを早くする(メールの返信を早くする、迅速な対応をする、など。)ことが重要になって来るようですね。僕も、これから、そして会社に入ってからも十分に気を付けたいと思います!
さて、ここまで最初に挙げた3つのお仕事について伺ってきましたが、
Q.これ以外にお仕事があれば教えてください
岡本先生「いろいろあるとは思いますが,例えば研究費獲得のための申請書,活動報告書作成でしょうか.」
研究費獲得…これは確かに重要なお仕事でしたね…。私たち学生が学会に行けるのは先生がこうして研究費を獲得してきてくださるおかげなんですよね…。恐縮恐縮…。🙇♂️🙇♂️🙇♂️(…………………………学会楽ちいでしゅ!)
さて、ここからは私が思いついた素朴な疑問を先生にぶつけていきたいと思います!
Q.テレビとかで専門家のインタビューやコメントというのがありますが、やっぱりあこがれるものですか?
岡本先生「うーむ,そういう視点で考えたことはありませんでした.」
あら…そういうものなんですね笑
ネクスト!!!!
Q.生徒の僕らからすると先生は知識や経験,対人関係の築き方など本当にすごいなと感じているのですが,先生からしてもすごいなと思ったり尊敬する先生或いは企業の方などはいるのですか?
岡本先生「ありがとうございます.それはもう,自分の学生時代の恩師です.体育会柔道部出身で質実剛健なのに優しい,見た目も穏やか(アラレちゃんの博士風),先見の明ありありで畏れ多いです.『物事は基礎が大事.基礎やで基礎』と常々おっしゃっていました.これですよ.」
おお!これは少し先生のプライベートに近づけた気がします!基礎が大事、ですか。本当にその通りですね。つい難しいことをやってしまいたくなりますが本当に大事なの原点に立ち返った基礎なんですね。それにしても質実剛健なのに優しくて見た目も穏やか…完璧すぎる人ですね…。まるで…僕?
塩満君「しばくぞ」
それでは最後の質問です!
Q.企業で働いていた先生からして,現在の大学の先生の仕事はどうですか?仕事量が多いとか,こういうところが全然違うとか,何でもいいのでコメントいただけると嬉しいです.
岡本先生「うーむ,時系列ではどちらか一方しか行っていないので全く同じシチュエーションでの比較はできませんが,大学での研究対象の選択の幅は広いかもしれません.あと学生さんがいつも元気でいいですね.身近にいるので元気がもらえます.」
研究の幅が広いですか…!なるほど、確かにアカデミック(工業的ではなく学問的という意味)だからこそ予算や期間に縛られない分、自由度が高いのかもしれませんね!
そして僕らが先生に元気を与えているなんて恐れ多い…。これからも元気玉を送り続けますね!
まとめ
というわけで岡本先生に様々なインタビューをさせていただきました~!😁
普段知ることができないことなども聞けて個人的には大変満足ですが、一般の皆様にも大学の教員がどんな仕事をしているのかすこしでもご理解いただけていると嬉しいです。
それから、今回は文面でのインタビューであるため先生のお返事も少し硬いと感じたかもしれませんが、普段お話しするときはお互いもっと砕けていますよ!先生のボキャブラリーのユーモアがすごくていつも爆笑してしまいます笑
研究室の学生の特権だと思いますので、知りたい学生さんはぜひ岡本研究室へ~😘
それでは今日はこの辺で😉