椅子、変えました。後編

皆さんこんにちは!HP担当の石田です!😁

もうすぐ師走ですね。師(僧侶)が仏事のために走り回ることから師走と呼ばれているそうですが、うちの師(岡本先生)も走り回っております。🏃‍♀️

でも岡本先生は年中走り回るくらい忙しいので毎日が師走ですね。先生のお仕事を手伝ってくださる博士課程志望の方々、こころよりお待ちしておりますよ…。

…さあ、今回のブログの内容に移りましょうか。

 

椅子、変えました。後編。

 

そんなテーマで1記事書けるのかとお思いの皆さん、安心してください。

書けません。

今回椅子を変えたのは学生の部屋である1010室で、当初は1010室の紹介をするつもりだったのですが、そういえば「ポッド変えました。」ですでに紹介を終えていました!(ドンドンドン!パフパフ!!)

ということで、今回は椅子のご紹介はもちろんのこと、使用している皆さんの感想で尺を稼いでいきたいと思います!

まずは椅子のbefore afterを見てまいりましょう!beforeの椅子は前編で変えたものと同様でございます。


【椅子のbefore after(左(上):before 右(下):after)※写真はタップ(クリック)で拡大できます。】

新しいほうは素晴らしいですね~!黒のシックな椅子で、研究室も心なしかしまったような気がします!それから、これは予想外でしたが、椅子が合皮なのでその香りが研究室を埋め尽くしております。いかにもofficeって感じでとってもgoodです!👍

座り心地はというと、リクライニングこそできませんが、背もたれが大きいおかげで正しい姿勢をしっかりとサポートしてくれます!以前よりも長時間座ってても疲れなくなったような気がしますね~。

ちなみに石田が座っている椅子はすでに石田がこぼしたお弁当で少しだけ汚れております~~(悲鳴)。来年入って来られる方々のどなたがこの椅子に座るのか、ロシアンルーレットみたいでドキドキしますね~~。(ふざけんな)

さて、椅子についてはこれくらいになってしまうのですが、ここで終わるのもなんだか悲しいので新しい椅子について何人かにインタビューをしてみましょうかね…。

まずは山下くんに聞いてみました!

石田「というわけで山下くん、新しい椅子の座り心地はどうですか?」

山下くん「正直前の椅子に慣れすぎてしまって、今の椅子に慣れるまで少し時間がかかりました笑
でも、これって銀歯と同じだと思うんです。」

石田「え?」

山下くん「歯医者で銀歯を入れたときって、しばらくなじまないじゃないですか。でもいつの間にかなじんで自分の体の一部になっていくって感じで…。」

石田「!?!?……ということはその椅子はすでに山下君の体の一部と化したってことですか!?」

山下くん「化しましたね(キリッ)」

石田「はぁ…。お大事に…。」

なかなかぶっ飛んでおります。ファンサービスが激しくてありがたいです。多少石田が文章を脚色しておりますが、ほとんど本人の言葉です笑

では続いてとっても優しくて笑顔が素敵なB4の伊藤君です。

石田「どうですか?新しい椅子は。」

伊藤くん「寝心地がいいですね笑」

石田「あれ…。座り心地じゃなく寝心地ですか笑 でも、いつもそんなに寝てましたっけ?笑」

伊藤くん「学校にいる間は大体寝てますから笑」

石田「そんなドヤらないでください…。じゃあ研究はいつしてるんですか?」

伊藤くん「家でやるタイプなので。」

なるほど、そう言うタイプの学生さんもいるんですね笑
でも知ってます、伊藤くんは裏ですごく頑張っています。研究室にいるとよく遠隔で伊藤くんがパソコンを動かしている様子を見かけます!

最後は性格も体型も穏やかな富田くんです。

石田「富田くん、風のうわさで耳にしたのですが、前はムキムキだったってほんとですか?」

富田くん「そうですよ。高校時代バスケ部だった時はムキムキだったんですが、毎年正月太りが止まらなくて気づいたらこうなってました。だから、椅子が耐えられるか心配です…。」

石田「いや、セクシーダイナマイトでいいと思います!😘」

さて、ほとんど椅子と関係ない愉快なみんなのインタビューも含めてお話ししてまいりました!毎日使うものですから新調すると非常に気分が上がるものですね~。

次回はおそらくB4にとって初めての発表である「中間発表」のご報告になると思います。

それでは今日はこの辺で!😉

研究紹介part5:いつか僕らを照らすかも、光通信の未来

皆さんこんにちは!😁

色付く紅葉が美しい季節になってきましたね!

名工大の6号館前の庭にはたくさんの木々がありますが、これらは例年どの紅葉スポットよりも早く色づき始めるんですよね…。

友人とこの理由について話していましたが、どうやら6号館の背が高すぎて日当たりが悪く、寒いせいではないかという結論で落ち着きました笑😂
だとしたらなんだか悲しい木々です。

さて、本日は研究紹介の第5回目でございます!本日研究紹介に協力してくれるのは藤田くんでございます!

石田「というわけで藤田くん、よろしくお願いしますね。」

藤田くん「よろしくー。」

本日のチャプターはこんな感じになっております!


  • 研究の概要と背景
  • 光通信の課題とpolar符号
  • 光通信の実験
  • まとめ

研究の概要と背景

石田「まずはそうですね、いつものやつをやってしまいますかね。藤田くんの研究を一言でいうとずばりなんですか?」

藤田くん「“人工衛星と地上の間を結ぶ、光を使った通信の研究”、ですかね」

石田「なんだかとってもスケールがデカそうですね。岡本研究室は電波の研究室ですが、光通信はまた別のものになるんですか?」

藤田くん「光は電波の一種です。電波にはいろんな周波数がありますが、その一部の周波数帯を人間の目が認識することができるんです。」

石田「なるほど。では、目に見えない可視光領域外の電波でなく、あえて光通信を使う理由というのはなんなんですか??」

藤田くん「大容量だから、ですね。現在は通信の主流は可視光領域以外の電波になってますが、皆さんがスマホを当たり前に持つようになって、またあらゆる電子機器がネットにつながるようになって、通信の道路がいっぱいになってきてしまっているんですよ。光は帯域幅が広いので(詳しいことは省略)大容量通信が可能なんです。」

石田「たしかに。僕のおばあちゃんですらインスタグラムやっている時代ですから。みんながありとあらゆる電子機器を持ってますよね。」

藤田くん「インスタグラムはすごいですね…。とってもハイカラなおばあちゃんなんですね。」

石田「この前は投稿だけでなく、ストーリー機能も使いこなしていましたからね。あ、いや、うちのおばあちゃんのハイカラ具合を説明してもしょうがないですね。では光通信を使う理由というのは通信路の逼迫(ひっぱく)にあるわけですね。」

藤田くん「主な理由はそれですね。あとは最近はAIなども利用シーンが増えてきていますから、一つの端末が必要とする情報自体も増えています。とにかく電波では送れる情報に限りが出てきたので、大容量な光通信が提案されている、という理解で大丈夫です。」

石田「背景はなんとなくわかりました。そうすると、光通信と可視光領域外の電波での通信ってどんな違いがあるんですか?」

藤田くん「設備が全然違ってきますね。下の図は光通信のための送受信機になりますが、とっても大きいことが分かると思います。」


【送受信機の写真】

石田「わお…。イオンモールよりでかいじゃないですか。」

藤田くん「それは嘘ですね。でも大きいのは確かです。だから、おわかりのとおり現段階ではスマホなどに用いる通信には光通信には向いていません。」

石田「となるといったいどんな通信に…?」

藤田くん「企業さんや研究チームが使う大規模な情報になって来るんだと思います。まだ実用化はされてないので具体的な用途といわれると難しいですが…。」

石田「なるほど…。でもちょっと気になったんですけど、企業さんとか研究チームが持っているような情報って企業秘密というか…なんだかとっても重要そうな情報に思えるんですが、それをばらまいてしまって大丈夫なんですか?」

藤田くん「いい質問ですね。まるで打ち合わせでもしたのかってくらいほしい質問でした笑
光通信のもう一つ良いところとして秘匿性が挙げられるんです。周波数の低い電波って放射したら広がっていってしまうので盗聴が容易になるんですよね。でも光は直進性が高いですから、狙った方向以外にはあまり飛んでいきません。つまり、誰かが盗み見るのは困難なわけなんですよ。」


光通信の課題とpolar符号

石田「なんと!素晴らしきかな、光通信ですね!!…でも、それだとあまりに都合がよすぎるような…。先ほどの話でスマホなどの移動通信には向かない、ということでしたが他には欠点はないんですか?」

藤田くん「石田君は星や夜景は好きですか?」

石田「え?何ですかいきなり…。ロマンチックな星&夜景デートのお誘いですか?」

藤田くん「それはちょっと気持ち悪いんでお断りしますが、星や夜景を見ているときにチラチラ瞬くのを見たことがありません?」

石田「あ~!ありますあります!きれいですよね!まるで星や夜景が生きているかのような…」

藤田くん「そいつです。犯人は。」

石田「え?」

藤田くん「あの現象はシンチレーションといって、電波でいうところの雑音なんです。あれの影響って結構大きくて、そのせいで光通信には誤りがつきものなんですよね。」

石田「なるほど、そうやって着地するんですね笑
そうすると、大容量なのは素晴らしいですけど、大量に誤ったデータを送られても困りますね。」

藤田くん「そうなんです。そこで私の出番です。通信には誤り訂正符号というのが必須なんですが、その中の一つであるpolar符号というものを用いることで、光通信を強化したんです。」

石田「符号ですか!僕も基礎ゼミで作りましたよ。雑音が混じった通信路でもちゃんと誤りなく遅れるようにするあれですよね!」

藤田くん「そうです!なじみのない人のために簡単な説明をしますね。通信では01で情報を送りますけど、例えば0を送りたいときに雑音が介入して受信側では1になってしまう、ということがよくあります。でも0を送るときは000って送り、多数決で決定するようあらかじめルールを決めておいたらどうでしょう?010や100などと一部が誤って届いてしまったとしても、受信側は多数決で000を送った、すなわち0を送ろうとしたんだな、と分かりますよね。」

石田「そうでした!実際にはpolar符号はこれよりもずっと複雑な原理で動くとは思うんですが、なぜpolar符号を使おうと思ったんですか?」

藤田くん「理由はいくつかありますが、計算量が小さくてすでに5Gで導入されていることですね。」

石田「計算量が小さいということは、そこまで複雑な計算をしなくても性能がいいってことですね。5Gといえば、ほかにもLDPC符号も有名な気がしますが…。」

藤田くん「確かにそうなんですが、実際に実験してみたときにpolar符号がLDPC符号に勝ったんです。」

石田「マジですか!実験までやってたんですね…!」


光通信の実験

藤田くん「僕たちの研究はNICT(情報通信研究機構)さんという研究機関と一緒にやらせてもらってるんですが、その縁で光通信の装置をお借りして実験をしたんです。」

石田「すごいですね~!専用の施設かなんかがある感じですか?」

藤田くん「そうですね。東京都の小金井のNICTと電気通信大学に光通信の送受信機が設置してあるんです。ちょうど下の図のような感じですね。実験では7.8km離れたこの2地点間を光通信でやり取りして性能評価したんです。」


【実験を行った施設(光通信の送受信機)】

石田「スケール本当に大きいですね…!そういえば実験の際には藤田君は東京まで泊まり込みに行っていましたね…。大変でしょうが、そういった体験をしてみたい人はぜひ後継者になっていただきたいですね。」

藤田くん「そうですね~。」


まとめ

石田「さて、ここまで藤田君に解説してもらいながら光通信についてみてまいりました。光通信はまだ実用化には遠いようですが、藤田くんとしてはこれからどのようになっていってほしいですか?」

藤田くん「やはり、実用化に近づいて行ってほしいですね。現在は人工衛星間の通信には一部で光通信が用いられているようですが、石田君が言ってくれたとおり地上-衛星間はまだです。これから技術が発展して皆さんが間接的にでも使ってくれる技術になればいいなと思います。」

石田「ほんとですね!藤田くん今日はありがとうございました!!」

藤田くん「ありがとうございました。」

 

というわけでいかがだったでしょうか?岡本研究室では可視光以外の電波を使ったシステムに関する研究が主流ですが、こういった面白い研究も行っているし、大規模な実験も行っていることがお分かりただけたかと思います。

少しでも皆さんが興味を持ってくださったら幸いです!

それでは今日はこの辺で!😉

椅子、変えました。前編

皆さんこんにちは。随分と寒くなって参りましたね。個人的に味噌煮込みうどんが大好きなので、美味しい季節になってきて嬉しい気分です😍

ところで「みそにこみうどん」って「にそみこみうどん」なのか「みそにこにうどん」なのか、はたまた「にそにのにうどん」なのかわからなくなることありませんか…?

ないですね。

こんなGPAの低そうな話をする私でも当研究室は受け入れてくれます。

もっと優秀なみなさんがきてくれるならさらに歓迎だと思いますよ😘

 

さて、本日のテーマはまたまた備品紹介です。題して、

椅子、変えました。前編

あっそ………しかもそんなのに前編とかあるのかよ🙄…じゃないんですよみなさん。今回変えた椅子というのはこれから皆さんが座るかもしれない運命の椅子なんです。前編とタイトルをつけた理由は後述します。

当研究室には4つの部屋がありまして、一つは学生部屋の1010室。二つ目が先生の部屋の1008室。3つ目がサーバールームの1006室。そして4つ目が来客対応等の多目的室である1009室でございます。

今回椅子が納品されたのは1009室。つまり皆さんがお客様としてきていただいた時に実際に座るかもしれない椅子なわけですね。

ビフォーアフターを載せましょう。ちなみにbeforeの椅子はすでに処分してしまっていたので、現在私が自分の椅子として使っている同じ型のものを載せておきます。座面の生地がよれよれなので私のセクシーなお尻の跡がくっきりと残っておりますがお気になさらず…(悲鳴)


【椅子のビフォーアフター 左:before 右:after】
※画像はクリック(タップ)で拡大できます

今回は青色のスタンダードな椅子をチョイスしたようですね。清潔感がある爽やかな青で素敵です。今回はこれを機に1009室のご紹介をしようと思います。

後輩の皆さんの研究室生活のイメージに一役買ってくれれば幸いです。

まずはプロジェクターとスクリーンです。こちらは来客の皆さんにプレゼンテーションや動画をお見せするのが主な役目で、その他にも我々学生の発表練習や輪講の際に使用しています。


【プロジェクター】

え?映画鑑賞?…まあできますけど、研究室の備品ですからね〜、、そんなことしたことはないと思いますよ…きっと…🙄。

え?みんなでプロジェクターの大画面でゲーム?…いや〜〜〜。。聞いたことないですね、そんな話〜…。そんな学生この世にいるんですかね…😏?

 

そのほか、スペクトルアナライザやアンテナなどの実験器具もあります。通信の秘匿性を研究している学生が実験する時に使っていますね!


【実験器具】

また、過去にはセンサを部屋に設置して位置推定の実験をしている学生もいました。

ほんとに多目的室なので色々な用途で使われております!

ちなみに休憩室として利用する学生もいるので、研究部屋である1010ではうるさくなりそうな会話をここでしたり、眠い学生が寝たりしております笑

 

ちなみに今でこそ地べたで寝れるくらい綺麗な1009室の床でございますが、昔はそれはそれは汚かったです。こちらもビフォーアフター行きましょうか笑


【絨毯のビフォーアフター 左:before  右:after】

とんでもないですね。正直寝不足が続いた日の私の肌よりも荒れております。今は土足禁止にすることで随分汚れは抑えられました!

 

というわけで、今日は椅子のリニューアル報告ついでに1009室の紹介をいたしました。

近々我々学生部屋の1010室も椅子をリニューアルする予定で、しかもこれがなかなか良いものと聞いております。

後輩の皆様はもしかしたら座ることになるかもしれない椅子ですから、また1010室の紹介も兼ねてご報告したいと思います。

それでは今日はこの辺で!😉

コアタイムって、大変じゃない?

皆さんこんにちは!HP担当の石田です!😁

先日HPを見たことをきっかけに我が研究室に興味を持ってくれた学生が、見学に来てくれました!なんでもブログを見てくれて、しかも面白いと思ってもらえたようです。筆者としては感無量でございます!😂これからも皆さんを楽しませられるよう、そして役立つ情報を提供できるよう、邁進していきたいと思います!🙌✨

ということで、本ブログはやはり読者を大事にしていきたいので今回も研究室に興味を持ってくださっている学生さんの役に立つような情報を提供していきたいと思います!微力ながら皆さんのお役に立てれば幸いです…。

本日は、研究室に関する質問に答えていきたいと思います!通信系の研究室では例年、年明けから研究室配属のための説明会が始まります。その時に多くの学生が、

・研究って具体的に何をしているんだろう…?
・学部生のときにちゃんと勉強してこなかったけど、その知識必要になったらどうなってしまうんだろう…?
・コアタイムが厳しいところはいやだなぁ…。
・暗黙のコアタイムとかあったりするんじゃない…?
・長期休みとれるのかなぁ…?

なんてことを気にしているのではないでしょうか…?研究に関する疑問については、「研究室って何してるの?」や「学会って何してるの?」、「毎週やってくる正念場、ゼミの全容とは?」などを参照していただけるといいかと思うので、今日はそのほかの部分にお答えできればと思います!具体的には「コアタイム」や「実働時間」、「必要スキル」、「長期休み」にフォーカスしていきたいと思います!

本日のチャプターは、それぞれの不安に対して答えるような形で構成しております!

  • コアタイムって、大変じゃない…?
  • 実際コアタイム以外の時間も研究してたりしません…?
  • スキルに不安がある…。
  • 長期休みあるのかなぁ…?
  • まとめ

コアタイムって、大変じゃない…?

まずはほとんどの人が気になるであろう、コアタイムから行きましょうか…。コアタイムとは研究室に必ずいなければならない時間のことですね。まずは岡本研究室でのルールをお話ししましょう。

電気の分野で、そして通信の分野でコアタイムを設けているのは私が知る限り岡本研究室だけです。コアタイムは11時から15時の4時間で、週に2度以上遅刻あるいは欠席をした場合は1OUT状態になります。そして、このOUTを3回重ねると、残念ながら進級あるいは卒業ができません。出欠はaipoと呼ばれるシステムを用いて管理しております。なので11時直前になると学生が研究室になだれ込んできて「やべぇ!パソコンフリーズした!打刻させて!」という会話が聞かれたりします。

さて、そして本章のタイトルである「コアタイムって、大変じゃない…?」への回答ですが…。

なれれば普通、ですかね笑

めちゃくちゃ大変かと聞かれるとたった4時間(4時間も!?と思ってた方はすみません)なのでそんなに…ですし、かといって大歓迎かと聞かれると周りで遊んでる人がうらやましく思うときもありますね笑

感じ方は人それぞれだと思いますが、コアタイムが学生を縛り付けるための鉄の掟だと思っている方がいたらそれは少し間違いです。コアタイムは、自分たちにとって有利に働くことがあるという話を2つほどさせてください。

1つ目は人間関係の構築においてプラスに働いてくれるということです。皆さんがどうであったかはわかりませんが、学生だけに限定してみるとやはり私は大学生のときよりは高校生の時のほうが友達が多かったように思います。それはやはり、クラスという存在があったからだと思います。いつも決まった時間にいつも同じ人が来る。そして時間がたつと席替えして自然と別の人との接点が多くなる。これによって人間関係が広がっていったように思うんです。それと同じで、いつも決まった時間に研究室に全員がいるというのは、単純接触効果もあって人間関係の構築に一役買っているわけなんです!

2つ目は1つ目によって生まれる産物です。人間関係が気楽になると相談などもしやすくなります。基本的に当研究室では個人がそれぞれの研究テーマを持っていますが、共通する部分は多々ありますので学生同士が相談する機会も生まれます。中には先輩の先行研究を応用して新規性を出すようなテーマを持っている後輩もいますから、途中までは先輩の追いかけになります。もちろん先輩から直接教えてもらえるとスピードが上がりますから、いつでも質問や相談ができる環境というのは大切になりますよね。だからコアタイムがあると、聞きたいときに先輩はいるし、しかも顔を毎日合わせていれば話しかけづらいということもなくなるという意味でいいんです。

コアタイムのいい面を少しでもわかっていただけると幸いでございます。ただし、研究室選びはやはり相性ですから、これが皆さんのスタイルに合っているかどうかという観点でぜひ評価をしていただきたいと思います!

それでは次の疑問です!


実際コアタイム以外も研究してたりしませんか?

しますね笑

ただ、全員でなく人によってという形です。ゆっくり研究に時間をかけている人は夜まで残っていますが、早く終わらせたい人はコアタイムの4時間だけいてあとはそそくさと帰っていきます。結果さえ出てれば何にも問題ありませんのでコアタイム以外の時間は自由にスケジューリングできます!


スキルに不安がある…。

これはすごくわかります。プログラムにかかわらず、私の場合は「通信では線形代数は必須だぞ!」といわれたことがあって、なにせ線形代数が苦手だったのですごくビクビクしていたのを覚えております笑

こちらに関しても先に結論から申し上げると、時間をかけて勉強できるから心配ありません!です笑

どこの研究室でもそうかもしれませんが、やはり教えてもらえる期間がきっちりとあります。岡本研究室でしたらプログラミングスキルが必須ですが、基礎ゼミなる基礎講座で勉強する時間がきっちりあります。

それから数学のスキルもありましたね。これは基本的に必要に迫られてからじっくり勉強すれば問題ないのです。テストと違って暗記する必要もないですし、プログラムに導入してしまえばあとはコンピュータが勝手に計算してくれます。

後は英語でしょうか。これも速読をするわけでもないですから、ネットの検索機能などに頼りながらじっくり読んだり書いたりすればいいのです!(大きな声では言えませんが、google 翻訳やDeepL翻訳がありますので全く心配ありませーん!)


長期休みは取れるのかなぁ?

とれます。岡本研究室は学務期間に合わせて動いていますから、夏休みも冬休みもしっかりとありますよ!夏休みの終わりには例年研究室旅行も行っていました!(今年は新型コロナウイルスの関連で残念ながら中止となりましたが…。(´;ω;`))

ただ、研究室に来てはいけないわけではないので、大体暇を持て余した学生が長期休み中も研究室にいることは多々あります笑


まとめ

ということで、本日は皆さんからよく質問があることについてお答えをしてまいりました!あくまで事実しかお伝えしておりませんので、ブラック研究室かどうかを判断するのは皆さんにお任せいたします!笑

私としましてはもちろん多くの人が岡本研究室に来てくれたらうれしいですが、何より自分に合った研究室に入っていただけるのが一番だと思っております。ですから、本日はその参考資料になればよいと思ってお話をさせていただきました。

皆さんが自分にとって最適な研究室に巡り合えることを祈っております!

それでは今日はこの辺で!😉